初日の「なんでもできる気分」は強い。【ニューヨーク大学訪問研究員の生活#3】
外国に行くと冒険をしたくなる。長期間行くならなおさらである。しかし、交通費は節約したいし、歩くのは面倒だ。
そこで、僕はフェルト(自転車)をニューヨークに連れて行くことにした。
前回の続き
ダラスから、JFK空港に向かう飛行機に乗るまで、まだ時間がある。
マクドナルドでの食事が終わって、今はゆっくりしている。
このあとの計画は、以下の通り。
⬇︎17:00: ニューヨークのJFK空港に到着。
⬇︎17:30: スーツケースを宿家に送る手配。
⬇︎17:40: 自転車を組み立てる。
⬇︎18:10: Let's go to my new house!
⬇︎19:30: 家に到着
空港から、家までは距離は16 kmくらい。理論上、自転車で1時間あれば着く。それに、時間的にも明るいし、危なくもない。宿は、ホームステイのような感じの所なので、到着したらステイ先のおばちゃんが開けてくれる予定。
完璧な計画である。
しばらくダラスの空港でゆったりしていると、アナウンスが入った。
飛行機が、3時間遅れるらしい😭rz
さて、
ニューヨークのJFK空港に到着した。時刻は20:00。
予定より既に3時間遅れている。外はもう暗い。
しかし、留学初日の夜、もちろんテンションは上がっている。なんでもできる気分なので怖いとかは特に感じない。
空港には、荷物を家に送ってくれる有料の輸送サービスがある。まずはここに、スーツケース預け、その後フェルトの組み立てを行った。
空港の出口の前に荷物を広げ、自転車を組み立てた。周りの人からは「何すんだこいつ?」みたいな目で見られるが、なんでもできる気分なので恥ずかしいとかは特に感じない。
だけど、組み立てに少しテコズった。
時刻は21:30。フェルトの組み立てが終わった。
もう、後戻りはできない。